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プールとロックとお馬さん。

それぞれのPOGりん⑥

ありがたい事に参加者の皆様からはご好評を頂いております。
参加者以外の方には何にも面白くない記事でしょうが、ぜひ、来期はそんな皆様もご参加頂けたらと思ったりしてます。
目指せ参加者20人。

さて、シリーズ第6回目は最後に滑り込みでエントリーしてくれたメジロマック委員会さん。

・メジロマック委員会 15.0p(2.0.0.5)

正直、9名の中でも最も書くのが難しいマニアックなラインアップですが、しかし、その中から本企画のオープン馬第一号となったメジロガストンを輩出。
ちゃっかりとシンボリクリスエス、ファルブラヴ、アグネスデジタルなど新種牡馬の有力どころも押さえてあったりして面白い面子ではあります。

今後のポイントとしては、前述のメジロガストンがOPクラスでどこまで戦えるか、そしてまだデビューしていない指名順上位4頭を占める牝馬の動向でしょうか。
特に1位のホノカチャン、2位のトロワショセットは血統も良さげで、楽しみな存在であります。

1位 ホノカチャン(牝・父ファルブラヴ 母キッズフェイヴァー)未デビュー
母はエンドスイープ産駒で現役時代は5戦して1勝。
3歳春に新馬勝ちを果たした。
本馬はその初仔にあたる。
父も新種牡馬という事で未知数の部分も大きいが、それだけに期待も持てる血統である。

2位 トロワショセット(牝・父アグネスデジタル 母ヒューチャブリッジ)未デビュー
こちらも母の初仔であり、父も同じく新種牡馬のアグネスデジタル。
母は本馬と同じ美浦・伊藤正徳厩舎に所属して30戦1勝のデインヒル産駒。
母系を遡ると、名牝スターロッチの血を引く血統である。
ここまで脚部不安、熱発など調整にやや順調さを欠いている。

3位 ケイエスブーケ(牝・父スターオブコジーン 母ケイエスホノカ)未デビュー
こちらもまた、母の初仔。
母は34戦して5勝を挙げたアフリート産駒。
その母ケイエスカプリースも63戦して4勝2着10回というなかなかタフな母系である(共に3連闘も経験)。
本馬はその母、祖母も手掛けた栗東・高橋成忠厩舎所属。

4位 母アンドゥトロア(牝・父へクタープロテクター)未デビュー
父ノーザンテーストの母は、ここまでに9頭の仔を送り出しているが繁殖成績は不振。
近親にまで手を広げてみると、ダイナコスモス、カッティングエッジ、クラフトワーク、クラフトマンシップを輩出している古い社台の血統である。
父の軽さが伝われば何とか。

5位 トウショウスノウ(牡・父メジロマックイーン 母フェザートウショウ)0.0.0.2
母はゴールデンフェザント産駒で現役時代は7戦1勝。
ここまでにサッカーボーイの牝馬とパラダイスクリークの牡馬を送り出したが共に未勝利。
本馬もここまで、9/23中山芝1800のデビュー戦で12着、続く東京ダ1600を8着と残念な成績に終わっている。
だが、血統的に距離が伸びての変わり身を見せる可能性もあり、まだまだ見限りたくはないところ。

6位 ケイアイサンダー(牡・父シンボリクリスエス 母フォトグラフィー)0.0.0.1
セレクトセール2005にて1400万円で落札された。
母はフォーティナイナー産駒の未出走馬。
初仔のカイパーベルト(父ゼネラリスト)は公営・園田でデビューからぶっち切りの3連勝を飾った。
本馬がデビュー戦(10/28東京1600・11着)をダートで迎えたのも、このような血統背景からだろうか。
しかし、シンボリクリスエスの血が出ているのであれば芝の方が向くと思われ、今後の変わり身に期待。

7位 ストレートライン(牝・父アッミラーレ 母ホクトペンダント)未デビュー
ターファイトクラブの所有馬で募集総額は1200万円。
短距離戦線で活躍したビーナスラインの半妹。
母は4歳牝馬特別(現フィリーズレビュー)2着馬。
その母、ホクトビーナスは桜花賞でシャダイカグラの2着。
本馬はSS直仔の新種牡馬アッミラーレが父という事で酒井牧場渾身の1頭と言えるだろう。
10月中旬、ビーナスラインと同じ美浦・堀厩舎に入厩。

8位 メジロガストン(牡・父スペシャルウィーク 母クライウィズジョイ)2.0.0.2
母は現役時7戦未勝利のトニービン産駒。
繁殖入り後はエアジハード牝馬、マンハッタンカフェ牡馬がそれぞれJRAで1勝ずつを挙げており、まずまず順調な成績である。
そして3番仔にあたる本馬は夏の新潟でデビュー。
芝マイルの新馬戦7着後、芝1800で変わり身を見せて1着。
果敢に挑戦した札幌2歳Sでは大敗したが、先日、福島のきんもくせい特別を2番人気で快勝、オープンクラス入りを果たした。
次走報は入ってないが、順調なら東スポ杯か、もしくは朝日杯FSに直行という線も考えられる。
距離が伸びて良さそうな血統で今後も楽しみな1頭。

9位 メジロトゥルーズ(牡・父フォーティナイナー 母アイルオブグラス)未デビュー
GⅢ2勝など短距離重賞で活躍したメジロダーリングの半弟。
7月中旬にメジロガストンと同じ美浦・大久保洋吉厩舎に入厩し坂路で時計を出されていたが、その後、放牧。
ダートの短いところで活躍できそうな血統。

10位 ドゥーエン(牡・父Harlan's Holiday 母Landholder)未デビュー
米国産でタイキFのクラブ所有馬。
募集総額4000万円。
愛1000ギニー馬Nicerの近親にあたる血統。
父はストームキャットの系統で、現役時代、ドンH、フロリダダービー、ブルーグラスSなどを勝った他、ドバイワールドCでも2着するなどダートの中距離で活躍した。
by efurin | 2007-11-06 20:43 | それぞれのPOGりん