人気ブログランキング | 話題のタグを見る

ブログトップ

プールとロックとお馬さん。

12/22日記

この12月。

口取り撮影に加わったり、コントの台本を読まされたり、コスプレとしか言いようのない服装で交通誘導をしたり・・・。
ちょっとした異次元ワールド。

正午に起床。
12時20分に出発。

準特急に乗り、渋谷のウインズへ向かうオッサンは明大前で下車。
私は新宿からトボトボと代々木へ。
セブンでパンとおにぎりを買って食べた。

2時に事務所着。
警備の制服に着替え、しばらく待機。

初めて顔を合わす60代のヘンチクリンな人がいた。
自称「司会者」というその関西弁のオヤジ。
詳しく説明するのもバカらしく、どうでもいいので省略するが、ムダに名刺を配りまくっていた。
(おそらく今後、関わることもなかろう)
そして、ひたすらしゃべり続けていた。
悪い人じゃなかったけど。
最近は自作のケーキをデリバリー販売しているとかで、そのケーキを持参して皆に食わせていた。
無論、私も食べた。
普通に美味かったが、まさか警備会社の事務所でイチゴのショートケーキを食べることになるとは思わなんだ。
しかも2個(ケーキアレルギーの人がいたので余った分)。

2時45分、6名ほどで連なって出発。
ちょうど雨が上がって良かった。
代々木からJRに乗り、御茶ノ水で中央線快速に乗り換えて東京駅へ。

駅地下の詰め所的な部屋に入った。
他の警備会社の人々で溢れかえっていた。

私はベテランの年寄りとコンビを組まされ、東京駅中央口の正面、新丸の内ビル前の横断歩道に配置。
「ミチテラス」とかいうイルミネーションイベントの交通誘導。

4時から業務開始。
「楽なポジション」と聞かされていたのだが、後になって「見当違いだった」と担当氏は言っていた。
何だかあれ、東京駅の駅舎に映像を映し出すイベントらしいが、その放映が終わる度に襲う群集の凄まじさたるや、とんでもないものだった。
拡声器を手にした私は、ひたすら「右側通行にご協力下さい」「無理な横断はおやめ下さい」と連呼。
正直、あんなもんに群がるってのも、「つくづく日本は平和ボケだな」と思った。
しかし、それの整理をしなきゃならん私も悲しいものがある。

9時までぶっ通しで働いた。
交代要員がやって来て、我々は詰め所へ。
この日の業務は9時半までなので、休憩を消化して終了。
このパターンは悪くない。
弁当が用意されていたので食べた。

往路と同じルートで代々木の事務所へ。
着替えてから退散。
次回は12/28の夜8時集合。

新宿から11時15分の急行に乗車。
うちの隣の銭湯で時間を潰しているオッサンにメール。

11時50分、府中駅前のファミマでオッサンと合流。
なぜファミマかって、オッサンの馬券代をネット口座へ入金する必要があったから。
ていうかあのオッサン、渋谷で既に3千円分の馬券を買っている。
ついでに私も2千円を追加。
これで明日は引きこもり競馬確定。
まあ、競馬場へ出向くと余計な馬券を買ってしまいがちだから、これでいい。

0時過ぎに帰宅。
走り回ったり、重い物を運んだりしたわけじゃないのに、体の節々が痛かった。
久々に立ち仕事をした影響だろう。
グッタリと疲れた。

1時間ほどの検討会を終え、オッサンは就寝。
さすがに明日の夜は追い帰す。
イビキがうるさい。
28日の夜まで、ひたすらのんびりしたい。

先ほど、ネット口座の5千円(元からあった1200円+オッサンの2千円+私の2千円-入金手数料)をPATへ移動した。
手数料は100円ずつ折半という話なので、私の馬券予算は3100円。

今、有馬記念の馬券を600円だけ買っておいた。
3連単の3頭ボックス。
高めで360万つける組み合わせを。
買い目はムダに伏せておく。
いや、前夜予想の印を踏まえつつ下の話を読むとバレバレ。

ルーラーシップ本命の理由。
それだけは書いておこう。

この馬、本質的に東京コースは向いていない。
そして、意外と触れられてはいないが、重馬場は鬼の部類。
去年の金鯱賞は衝撃的だった。
あの時の京都は、近年でも屈指の時計を要する芝だった。
また、今年のAJCCを勝った時も不良馬場で、香港のGⅠを勝った時もやや重。
ちなみに土曜の中山芝は、標準より2秒弱時計を要している。
少しは回復するだろうが、重い馬場に変わりはなかろう。

某評論家が日経賞の3着を例に挙げ、「中山2500は長い」とか紙上に書いていた。
それは違うと思う。
まずそもそも、2000~2200をこなせる馬にとって、中山2500に距離適性もへったくれもなかろう。
強い馬ならマイラーでも掲示板に乗れるコース。

そして今年の日経賞は、ぶっち切って勝ったあの馬の残像を、脳内から消去した上で参考レースとせにゃならん。
ネコパンチだけ、同じコースで別の競技をやっていたのである。
ほら簡単な話だ。
ウインバリアシオンとルーラーシップ。
GⅠクラスの2頭が後続を2馬身半離してワンツーを決めたレース。

今回また出遅れようとも、外捲り一発できるはず。
重い馬場ならそれができる馬。
パンパンの良だと、そのあたりの推進力が働かない。
そんな感じ。

結局、クドクドと書く。

有馬記念らしいっちゃあらしい話だが、穴馬が人気し過ぎて、もはや穴じゃなくなっている。
特に「メジロパーマーの再来」と目されているビートブラックとか、外国人Jで売れている組とか。
これ、いつかの有馬記念と同じ空気を感じる。

そう、あれは4年前、ダイワスカーレットが勝った年。
そしてあの時、2着に突っ込んできたのは最低人気のアドマイヤモナーク。
あのぐらいの穴馬じゃないと穴ではないと思い、買い目に入れていた。
つまりその、皆が夢を買う有馬記念でさえ、誰もが「これは売っていない」と思う馬。

今年はオウケンブルースリじゃないか。
京都大賞典で2着後に2戦連続大敗という過程も似ている。
どれだけ東京・京都向きだろうが、今年の京都大賞典が低レベルだろうが、そんなことを凌駕して紛れるのが有馬記念というものではないか。
(「このレースの過去の傾向は・・・」とか言うのは嫌いだけど)
そういや馬齢も同じ。

おそらくは今回、前掛かりの消耗戦になると考える。
ビートブラックは同馬主のアーネストリーを先導役に、番手抜け出しがハマった天皇賞(春)の再現を狙うのではないか。
しかし、ビートブラックは今回、それなりにマークされる。
なぜなら、前走で17着に負けていたメジロパーマーと異なり、近走でもそれなりに粘って着順をまとめているから。
「東京であれだけ粘れるなら、中山だと・・・」という騎手心理が働くのも自然ではなかろうか。
すると、好位組もそれなりに早く前を捕まえに行く。
そして皆、直線半ばで脚が止まる。

ああ、もうこんな時間か。

んじゃ寝ますわ。
by efurin | 2012-12-23 04:22 | 日記