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プールとロックとお馬さん。

12/13日記

「大人の社会見学」
もしくは、
「突撃、体験レポート」の類。

正午あたりに起床。
寝ぼけが抜けるまで待機。

1時半頃に外へ。
100円ローソンで小さめの封筒を購入。

府中駅構内、いつものATM近くに設けられた期日前投票所へ。
結構な人だかりだった。
じいさんばあさんばかり。

投票用紙を受け取り、「衆議院選挙→都知事選挙→裁判官の何ちゃら」の順に投票。
「ああ、まっとうな社会の一員だ」という感慨に浸る。

ATMにて、口座から東サラの7440円が落ちていることを確認。
そして最後の1万円を出金。
給料日の12日前、意外と余裕が無くなりつつある。
先月の収入はそこそこ多かったのに。
やはり競馬がいけないのだろう。
競馬が悪いのではなく、私の買い方が悪いのだが。

Suicaに2千円をチャージ。
今後しばらく、やたらと電車賃が掛かる。
おそらく、まだ足りない。

駅を出て北方面へ。
郵便局で80円切手を買い、返信用の封筒に貼った。
そこに自分の宛名を書き、委任状2通と同封して義弟宛へ送付。

松屋で牛カルビ丼(並)と生野菜を食べた。
少し外食が過ぎやしないか?というツッコミどころかもしれぬが、随所にこうでもしないと野菜を摂れない。
私の自炊は肉ばかり。

府中駅界隈から自宅へ戻る途中、携帯に着信。
肉まんさんから。
直接話すのは初めてだったが、誰がどこからどう聞いても、紛れも無い「いい人」だった。
38年生きてなくても分かる。

テレビの発送日と到着日の打ち合わせを少々。
とにかくありがたい事この上ない。

3時前に帰宅。
すぐにnetkeiba.comの掲示板巡回作業。
POG出走予定のチェック。

4時になり、週末の出走確定が出たところで、まずは「レベ高」と「チギリ馬」をチェック。
すぐに記事を更新。
次いでPOGりんの出走馬チェック。

そうこうしてる間に夕方の5時。
5時10分に出発。
5時21分の準特急。
5時47分に新宿着。

地下深き大江戸線に乗り換えて六本木まで。
6時20分頃には現場付近へ着いたので、ファミマ前で一服しながら時間を潰した。

6時45分に事務所へ。
簡単な受付を済ませると、1枚の台本を渡され、控え室に通された。
先に一人、若めの男性が座っていた。
(髪が短かったので、以下「タンパツ君」とする)
なぜか全身スーツ姿。
隣に座ると、「こういうの(オーディション)良く受けておられるんですか?」と声を掛けられた。
こちらの経緯を話すと、「僕も今日、面接に来たらいきなり言われて・・・」と。
「なぜスーツ姿?」と尋ねたら「求職中なんです」って。

ということはよ、彼は、ここのエキストラ面接のためだけにスーツを着込んできたのか?
はたまた、普通の求人面接を受けた帰りに、エキストラの登録に寄ったのか?
などと考えながら、しばし台本を黙読。

しばらくの後、また一人、若い男子が部屋に入ってきた。
彼もまた「エキストラの面接に来たら・・・」と。

7時になり、私とタンパツ君が別室に呼び出された。
我々の控え室には椅子が3個しかなく、部屋の外では他の参加者が5名ほど待機していた。
彼らもまた、似たような経緯なのだろう。
エキストラの面接ついでに役者のオーディションへ誘うというのは、なるほど合理的な人集め戦術である。
ただ正直、「下手な鉄砲数打ちゃ当たる」的な感じも否めない。

部屋に入ると、先日の代表氏と若手の映画監督が待ち構えていた。
簡単に監督を紹介された後、我々は役を割り振られ、台本を読むよう指示された。
各自セリフ10~12個ぐらいだったか、コント調の台本。
私はツッコミ役で、タンパツ君がボケ役。
棒読みにならぬよう、それだけを心掛けてみた。

読み終わったところで、まずは代表氏が総評。
なぜか「上手い」と褒められた。
自分が声を掛けて呼び出した人間を悪く言うわけにもいかんのだろう。
続く監督氏は、実にクールな口調で「んまぁ、可もなく不可もなく、けなすところも褒めるところもない」というようなことを話していた。

仮に私が役者を志している人だとして、この場において、どちらに評価された方がいいか。
そりゃ代表氏に決まってる。
監督というのは、その映画に関し「思い浮かべている絵に当てはまるか否か」を考えるだけ。
(それだけとは限らないだろうけど)
一方で代表氏はビジネス上、その映画に限らず、あらゆる方面へ売り込みを掛けるわけだから。
タレント事務所というのは、要するに派遣会社と同じなんだな。
派遣社員(タレント)を現場に送ってなんぼ、という。

でまあ、実際に終えてみての個人的な所感。
いわゆる「間」というのは難しいものだと思った。

その後、ほんの僅かな世間話タイム。
監督氏と私の地元が極々近所だと判明。
代表氏も「ここにいる中の3人が京都なんやねぇ」と嬉しそうだった。
陽気なラテン掛かった代表氏と、クールな監督氏のコントラストが面白かった。

そうして、我々のやっつけオーディションは終了。

事務所前の廊下で、スタッフの女性から今後の説明を受けた。
明日だかに、代表氏と監督氏とスタッフで、今日のオーディション結果について会議を行う旨。
そして、その結果伝達のため、後日また事務所に来て欲しいとのことだった。

先にタンパツ君が日取りを決め、エレベーターに乗って出て行った。
その流れで、私も同じ日(今度の土曜)の午後を打診されたが、その日は警備バイトの研修。
売れっ子ジョッキーではないが、先約は絶対的である。
なので18日(火)の夕方に。

今から思えば、土曜の夜(研修が終わった後)で、と依頼してみれば良かった。
代々木と六本木はすぐ近くなんだから。

ビルを出て、まずは一服、とファミマ前に足を運んだところ、先にタンパツ君が煙草を吸っていた。
「結果なんて電話かメールで伝えてくれたらいいのに、なんでまた来ないといかんのですかね?」とか言ってた。
確かにその通りである。
合格者だけ呼び出せばいいのに。
府中と六本木、往復960円・・・。

新宿へ向かうと言うので、六本木駅まで歩き、大江戸線に乗る間、ひたすら身の上話を続けた。
タンパツ君は先月末までパン屋さんでパンを焼いていた。
埼玉の実家に住む31歳。
独り暮らしをしたいが、親が許してくれないのだとか。
その他、色んな話をした。
同じ失業者同士、これも何かの縁ということで一致。

私は京王線、彼は埼京線。
新宿駅でメルアドを交換して別れた。

座って帰れるよう、1本待った8時半の準特急。
その車内で携帯をイジり、今日の監督氏について調べてみた。
HPとブログがあったので閲覧。
すると驚いたことに、私と同じ小学校ではないか。
私が6年生の時の1年生。
無論、律儀に出身小学校まで書いてあるHPなどは無い。
しかしたまたま、コメント欄に「同じ〇〇小だった▲▲です」みたいな書き込みがあったので判明。
ふむ、世の中は実に狭い。

京王ストアで、しょうが焼き用の豚肉を買ってから9時過ぎに帰宅。

米を炊き、ガーリックしょうゆと塩コショウで味付けをして豚肉を焼いた。
結構、美味かった。
ガーリックしょうゆを買ったのは正解だった。
そういや昨日今日と、カレーを作るタイミングを図り損ねている。
明日も最初の食事は、この豚肉の残りを焼くのだろう。

あのタンパツ君。
ずっと「誰かに似てるんだよなぁ・・・」と考えていたのだが、今ようやく分かった。
ドラゴンズの谷繁だ。
いや、凄く似てるわけじゃないけど。

明日は公的な予定が無い。
平日としては久々である。

夜は、前の前の職場同期の忘年会。
40代のオバサンばかりだけど、4年半前、東京に出てきて最初に出会った大切な仲間。
変なオバサンばかりで面白いし。

昼間はパチリパチリとPOG記事を書く。

ではまた。
by efurin | 2012-12-14 00:13 | 日記