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プールとロックとお馬さん。

10/8日記

昨日の日記をサラサラと。
そもそも、起きていたのが6時間足らずという・・・。

11時前に起床。
惰性で競馬中継をつけ、しばらく眺めた。

11時半に外出。
まるで金を持っていないのだが、どうしても食いに行きたい店があった。
我が家から歩いて数分。
すた丼の近くにオープンした、つけ麺専門店。
夏場に潰れたラーメン屋さんの居抜き物件に入った店。
この日がオープン初日であった。

店の名前は「麺屋たまがった」という。
何やら福岡の方言らしい。
11時半の開店で、店に入ると先客が2名。
食券を買って着席。
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見ての通りの太麺で、つけ汁は近年のセオリーとも言える魚介トンコツ系。
チャーシューが美味かったし、普通に良かった。

オーダー提供時、「食べ終わったら声を掛けて下さい」と店員氏。
店内の張り紙を読むと、「麺を食べている最中はスープを飲まないで下さい」といった内容が書いてあった。
そのためにレンゲを出さない。
何やら、食後のスープにひと手間加えて味わってもらうという趣向らしい。
スープ割りを更に昇華させた発想だろうか。
オープン前から、店頭の電飾看板(文字が流れるやつ)に「麺食べてからが本番」と書いてあったのはこのことか、と。

「ひと手間」の種類を選べたので「なんちゃってクッパ」をオーダー。
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黒いのは焼けた石。
これも、それなりに美味しく頂いた。
退店時、「どうでした?変化は楽しんで頂けましたか?」と聞かれたので、「美味しかったけど、石が邪魔で食べづらかった」と感想を述べておいた。

この「ラーメン・つけ麺戦国時代」の中、自分の城を立ち上げた店主の自信作なのであろう。
生き残る術として最も効果的なのは「突出した個性」を打ち出すことである。
大した激戦区ではない府中とはいえ、同じ通り沿いには「いつみ屋」「青葉」といったネームバリューのある店が並んでいるし、府中駅方面へ歩けば「かなで」「らいおん」といったメジャー店も。

味の云々というのは、余程マズくもない限り、一般大衆は「美味い美味い」と言って食う。
そして、その一般大衆の一人である私も「美味い」と思った。
しかし、その店主が打ち出した「突出した個性」が今後、大衆に受け入れられるかどうか、私には分からない。
(私の店ではないので、分かる必要もないが)
なぜそんな懐疑的なことを書いたかと言えば、そこには2点の理由が存在する。

まず、客側の私にとって慣れないシステムだったせいもあろうが、どうにも「ゴリ押し感」が否めないという印象を受けた。
悪く言えば「食べ方を押し付ける」ということである。
そういうのは、高級なフランス料理店がすることのように思える。
実際、私の次に来た老夫婦の客は、麺を食べ終えるとそそくさと帰っていた。
いや、これは老夫婦に悪気があったのではなく、ただの周知不足であろう。
張り紙が全席から読めるわけでもなかった。
今後、このシステムが自然なものになるのか、それとも慣れられないまま終わるのか。
それは分からない。

そしてもう1点、そもそもカウンターのみ9席ほどの店で、そのシステムを効率良く回して行けるのか、という問題。
実際、カウンターのみの店というのは「サッサと食ってサッサと帰るもの」と店側も客側も認識している。
(無論、バーとか寿司屋とかは別だけど)
そんなコンセンサスが、世間にはどことなく存在していると思う。
まあ、私がこんなことを言うのも余計なお世話だし、店主は私の何倍も、そのことについて考えたはずである。

あれこれ書いたが、つけ麺愛好家として、近所にできた専門店なので応援したい。
とにかく味はいい。
って、わしゃ何評論家か?

帰宅後、新馬戦の中継を眺めた後、東京8Rの馬券を購入。
前夜に穴推奨した⑫カフェラビリンスが3着に飛んできたが、⑮パライバトルマリンが不発でアウト。

その後、京都大賞典の馬券を400円分買って外れ。
こうして酷い3連休が幕を閉じた。
久々に大馬鹿ものをやらかし、大散財であった。

夕方4時台からフテ寝。
途中、何度か目が覚めたが、そのまま翌朝まで寝通した。

そんなところでした。
by efurin | 2012-10-09 19:36 | 日記