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プールとロックとお馬さん。

今日、明日のPOGりん

では土曜の結果。

・京都2R 未勝利 ダ1800(15頭)
⑧ジョーアポロン(平田・川須)・・・9着

・京都3R 未勝利 芝1800(13頭)
⑬ヴィジャイ(そらおみ・ルメール)・・・1着(6.0p)A
③ハンドインハンド(えるこん・小牧太)・・・4着
⑧ブルースビスティー(galvez・藤田)・・・5着

・京都5R 新馬 芝1600(12頭)
⑪グルーヴィクイーン(平田・藤岡佑)・・・1着(8.4p)A
②フローガ(えふりん・福永)・・・4着

・東京3R 未勝利 芝1800(牝・16頭)
⑥マイネクイーン(galvez・松岡)・・・4着

・東京11R 京王杯2歳S(GⅡ)芝1400(15頭)
⑦オルフェーヴル(メジロマック委員会・池添)・・・10着


まずは新馬勝ちのグルーヴィクイーン。
小柄な馬体(392キロ)と調教での動きが嫌われたのか、18.3倍の6番人気。
好スタートから4番手追走し、揉まれない外めを追走できたのも良かったのでしょうか、直線鋭く伸び、ゴール前で届いて差し切り勝ち。
評判馬アストロロジーをねじ伏せてのものですし、価値があるんじゃないでしょうか。
「血統は嘘をつかないね」というレース後の庄野師のコメントも印象深い、良血馬の新馬勝ちでした。
平田さんは牝馬エースが勝ち、今シーズン3頭目の勝ち上がり。

そらおみさんの牡馬エース・ヴィジャイがデビュー3戦目にして初勝利。
今回は未勝利としてはハイレベルの一戦だったと思うのですが、最後は3頭の接戦を制しての勝利。
ちょうど中団からの競馬でしたが、4角でルメールJが安易に大外に出さず、若干、中に切れ込んで行ったあたりが最後に効いたような気がします。2、3着とはクビ、クビの差だっただけに。
そらおみさんはこれで5頭目の勝ち上がり。
前々回シーズンに惜しくも逃した全馬勝利も現実味が出てきたかもしれません。

その他、4着が多くて歯がゆい結果でしたが、フローガはせっかくグルーヴィクイーンと併せ馬の形に持ち込めたのに脱落してしまったのが残念。
マイネクイーンは直線に入ったところでちょっと窮屈になった間に前の馬に突き離された感じ。
もしかしたら坂?って感じも。
ハンドインハンドは出遅れが響いた。

オルフェーヴルは出遅れ、ってほどでもなかったと思いますが、ゲートで遅れたのは確か。
それより、多頭数1400の急流に戸惑った、というのが実際のところだと思います。
ゆったりと走れる条件で見直しが必要。

では、明日の16頭。

・京都2R 未勝利 芝1400(16頭)
⑧ジューノエスク(謎男・酒井)

・京都3R 未勝利 芝1600(18頭)
⑨クリアンサス(伊藤開示・武豊)
⑩ダーズンローズ(ちち・ルメール)

・京都4R 新馬 ダ1200(10頭)
②サトノパイレーツ(津里俊満・福永)

・京都5R 新馬 芝2000(9頭)
⑦プルスウルトラ(ちち・後藤)

・京都9R 黄菊賞(500万)芝1800(12頭)
⑤ヴィクトリースター(ビエンビエン・ルメール)
⑦リベルタス(toki・福永)

・東京2R 未勝利 芝1600(14頭)
⑪エアジョイント(そらおみ・横山典)
⑬ジャック(九官鳥・内田博)

・東京3R 未勝利 芝1800(14頭)
⑥プレイ(galvez・松岡)

・東京5R 新馬 ダ1600(16頭)
①アヤナミ(リッチモンド・田中博)
⑮キリマンジャロ(OM・戸崎)

・東京6R 新馬 芝2000(16頭)
⑫サイクロンフォース(メジロマック委員会・松岡)

・東京9R 赤松賞(500万)芝1600(牝・13頭)
⑪ダンスファンタジア(謎男・横山典)

・福島2R 未勝利 芝1200(牝・16頭)
②トーセンスタッフ(安田ろろ・村田)

・福島3R 未勝利 芝2000(15頭)
⑮カフナ(えふりん・丸山)


ジューノエスクは10/30の新馬戦から中1週。
前走はダ1400で、あまり見せ場はなく8着。
今回は同じ距離ながら芝への出走となりますが、頭数も増え、斤量も3キロ増(前走は▲減量)。
あれこれ条件的に厳しいかもしれませんが、芝替わりで見どころがあれば。

クリアンサスは前走、ドナウブルーが勝った牝馬限定の新馬戦で5着。
中団のやや後ろから直線は中を突いて、最後はなかなかの末脚を見せておりました。
父リダウツチョイス、母フラワーパークという短距離血統ですが、落ち着きがあり、マイルあたりまでならこさせそう、という陣営のコメントが出ておりますが、やっぱり気持ち1400ぐらいの方がいいかなぁ、とも思います。
2戦目の今回はもう少し前々で立ち回りたいところ。

ダーズンローズは今回がデビュー4戦目。
夏場に2回使われた後(10、11着)、約2ヶ月半空いた前走で6着。
レースの大勢が決した後でしたが、後方から鋭い脚で伸びておりました。
今回は早々にルメールJを確保、多頭数で難しいレースになりそうですが、前回と同じような脚を、もう少し前めの位置から使えれば面白いと思います。

サトノパイレーツは津里さんの8位指名馬。
父がサクラバクシンオーで、1個上の姉がローズS2着のワイルドラズベリという血統。
09セレクトで2200万円の値が付いておりました。
この条件でデビューしてくるあたり、バクシンオーらしく短距離のパワー型に出たのでしょうか。
ゆくゆくは芝でも見たい馬ですが、まずはこの少頭数で出たとこ勝ちを飾ってもらいたい。

プルスウルトラは、ちち氏の4位指名馬。
父がシンボリクリスエス、母がトゥザヴィクトリーという良血馬であります。
1個上の兄・トゥザグローリーもOPで活躍しておりますね。
管理する池江寿師によると、「跳びが大きく、長くいい脚を使えるタイプ」とのことです。
大型馬で、もしかしたらダート向きかもしれませんが、まずはやっぱり芝で見たい。

ヴィクトリースターは中1週で再び自己条件の特別戦。
少しずつ先行力を身に付けている印象で、前回のきんもくせい特別でも福島コースに対応して2着。
でしたが、「コーナーで置かれてしまう」という中舘Jのコメントの通り、その分のロスで勝ち切れなかったかな、という印象でした。
外回りコースは向くでしょうし、ここまでのキャリア4戦が強みとなるんじゃないでしょうか。

リベルタスは10/2の新馬戦でデビュー勝ち。
同じディープ産駒のダノンシャークが完全に勝ちパターンに持ち込んだように見えたところを差し切ってましたし、着差(クビ)以上に強い内容だったと思います。
メンバー的に、ここも1番人気に推されるとは思いますが、キャリアが豊富な馬も多く、過信はせずに2戦目の走りを見守りましょう。

エアジョイントは前走、10/23の東京1800でデビューして5着。
エアメサイア、エアシェイディの半弟というディープ産駒で、戦前から陣営のトーンも高かったのですが、まだまだメンタル面に課題もあるらしく、結果的に単勝160円の支持を裏切った格好。
今回は落馬負傷から復帰した横山典Jに乗り替わって、どんな競馬を見せてくれるか。

ジャックは3ヶ月振りの出走。
ここまでデビューから2戦して5、17着。
6/27の新馬戦では、そこそこ骨っぽい相手に差のない競馬でしたし、前走はブービー負けでしたが、勝ち馬とは1.5秒差と着順ほどは負けておりません。
ただ、順調に使い込めないあたりが弱みかもしれません。

プレイはここがデビュー3戦目。
ここまで連続2着で、どうにも最後に人気薄の何かが前に出ている結果。
前走は11/1の東京の不良馬場で「道悪は上手い」というジョッキーコメントが出てました。
それより何より、ここまで外枠が続いていたので、今回は待望の内めだと思います。
シャイニンロミオあたりが強敵だと思われますが、中1週のここで決めておきたいところではあります。

アヤナミはリッチ君の10位指名馬。
父がクロフネで母の半兄がアルアランという血統の牡馬で、どことなくダートで走りそうな血筋ではあります。
母のアイアイボタンも現役時代、ダートの1800で勝ち鞍がありますしね。
ちなみに母のアイアイボタンと、このアヤナミはともに同じ小島茂厩舎。
この枠からポンと先行できれば。

キリマンジャロはOMさんの6位指名馬。
母ビスクドールという、OMさんお馴染みの血統馬であります。
半兄のバトードール(父クロフネ)はバリバリのダート活躍馬ですし、今回も父がシンボリクリスエスでダート寄りに出そうな気配ではあります。

サイクロンフォースはメジロマ委さんの4位指名馬。
父ゼンノロブロイの牡馬で、母父は言うまでもなくメジロマックイーン。
「長い距離が向く体型。いい雰囲気の持ち主」という松山康師のコメントもあって、この距離でのデビューとなったのでしょうけど、それにしても頭数が揃った印象。
既に産駒実績のあるゼンノロブロイですし、当たりの可能性は秘めていると思います。

ダンスファンタジアは天皇賞当日の東京芝1400でデビュー勝ち。
フルゲート戦の中で、1頭次元の違う末脚で突き抜けておりました。
その前走後は早々にここ目標を表明。
クラスが上がったとはいえ、今回も引き続き牝馬限定戦ですし、頭数も減るのは好材料でしょう。
ここもスッキリと連勝を飾ってもらいたいところ。

トーセンスタッフは10/17の東京、イングリッドが勝った新馬戦で7着。
母フラワータテヤマは毎度お馴染みの安田ろろ血統で、ダート色の強い一族ですが、芝のマイル戦で軽快な先行力を見せてくれたのは好材料だったと思います。
あまり馬格がある方ではないのもあり(前走430キロ)、案外、現状は芝の方がいいのかもしれませんし、少し荒れてきたであろう福島の芝ってのは舞台設定としては向くような気がします。
距離短縮ですが、前回と同じように先手を取れれば。

カフナはここがデビュー3戦目。
ここまでの2戦は4、5着と煮え切らない感じですが、まだ精神面の緩さが残る中、ともに勝ち馬とはさほど大きく離されていないのが救いでしょうか。
ここは裏開催の福島ですが、未勝利戦線の「あと一歩君」みたいな面々が、勝ちを拾いに集った感があり、上位争いは混戦模様だと思われますが、その中で1キロ減量は有利な材料でしょう。
大外枠が気になるところですが、開催後半ですし案外、好材料になってくれるかもよ。
by efurin | 2010-11-13 17:26 | POGりん