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プールとロックとお馬さん。

有馬記念を考える①

いやあ、久々に真面目に考えましたよ。

本日の前々日オッズですが、思ったよりサムソンに人気が被ってはいませんでしたが、それでも単勝290円の1番人気。

驚いたのがロックドゥカンブの2番人気。
まあ、前々日オッズなんて、あってないような物ですから明日以降には3~5番人気の3頭が売れてくるとは思いますが、それでもここまで人気になるとは、という感じ。

まあ、とりあえず、今年の有馬記念は「5強」という世間の見解に落ち着きそうだ、という事だけは示してくれた今日のオッズではないでしょうか。

今年の有馬記念のメンバーを見渡して、なんとなくメイショウサムソンがメジロマックイーンと被るのです。
古い話ですが。
今で言う4歳時の戦跡が妙にダブるのですよ、この両馬は。
鞍上も同じだし。

まあ、理由はそれだけではありませんが、どうも今回のサムソンは2着臭いなあ、という気がするわけです。

で、その91年の有馬記念で4番人気に推されたプリンスシンという馬がおりました。
マックイーンと同世代の外国産馬。
馬齢は違えど、これがどうもロックドゥカンブとイメージが被るのですね。
人気の仕方が。
要するに「未知の魅力」であるとか「秘密兵器」的な感じの。
往々にして秘密兵器は不発に終わるのが競馬。
堀調教師も「3歳のこの時期にキネーンに乗ってもらって、今後の適性をジャッジしてもらいたい」などと微妙な事を言ってますからね。
多分、馬券を買う側からしたら「何しに来たのオッサン」という結果になるような気がします。
3着のヒモには押さえるかもしれんけど。

さて、あと人気を集めている3歳牝馬2頭ですけど、ウオッカは無いと思います。
枠順がどうちゃらとか、牝馬がどうちゃらというより、この馬はダービーでピークを迎えてしまったダービー馬なのだと。
いわゆる、ウイニングチケットとかタヤスツヨシだとかネオユニヴァースとか、そっち側の馬。
もちろん、3歳の秋ぐらいまでは春のお釣りでそこそこ走るけど、暮れの有馬となるとねえ・・・という感じで。
JCのゴール前で、最後に止まってしまったのはそこら辺のような気もします。(展開とか諸々も含めて)

一方のダイワスカーレットですが、これもこんな感じで上位人気に推された牝馬が惨敗したケースを過去に何度も見ているわけですよ、我々は。
メジロラモーヌとかベガとかファインモーションとか・・・。
なもんで、人気との兼ね合いを考えたら、ぜひとも消したい。
ただ、ヒシアマゾンになる可能性というのを若干、頭の片隅に残しておこう。

あと、ポップロックですか。
これは特に消す材料も無い感じですが、いかにもローテーション的にキツそうなのとキャラ的に頭までは無いだろうと。
でも、2、3着には必ず付けておきたい。

そんな有力馬に対する見解。
要するに「3歳馬軽視」です。
by efurin | 2007-12-21 19:40 | 競馬