2006年 06月 18日
6/18今日の名曲
以前にも書いたように、多種多彩な音楽性を見せたサザンのデビューアルバム収録のナンバー。70年代アメリカンロックの香り漂う名曲ですね。
曲の終わりのソロがそれっぽい。
個人的にはサザンで一番好きな曲です。
この詩的世界は、その後のサザンでもしばしば見られる「青春ノスタルジー路線」とでも言いましょうか。
「夕陽に別れを告げて」「YaYa」あたりが思い浮かびます。
そして「サザン=湘南」という図式はこの曲で、すでに形成されたというか、そりゃもう地元だもんね、って感じ。
原坊も見せ場たっぷりですわな。
途中で原坊のボーカルパートが入るわけですが、この形式が非常に歌謡曲っぽいと思うんですね。
桑田さんがそんな事を意識したわけじゃあないとは思うのですが、歌謡曲ってこういうスタイルが多いでしょ。「3年目の浮気」みたいなの。
こういう部分もサザンの奥深さ。
で、ピアノもいいですね。
「今宵あなたに」もそうだけど、この「熱い胸さわぎ」ってアルバムは原坊のピアノっていうかキーボードのプレイがカッコいいんですよね。
やはり、デビューアルバムってのは一番純粋にアーティストの才能が凝縮されるもんなんでしょう。素晴らしいです。
by efurin
| 2006-06-18 22:27
| ロック