2006年 06月 04日
6/4今日の名曲
彼らの名盤といえば、およそ「AT FILLMORE EAST」というのが定番となっておりますね。
ま、あのライヴアルバムは確かに凄い。
「メンバー同士の息がぴったり合っていて、戦車のように疾走するのに、パワー・ステアリングで指一本で軽く方向転換する」
と、ピーター・バラカンさんは評しておりましたが、まさにそんな感じです。
しかし、ライヴとスタジオ録音の混成アルバム「EAT A PEACH」ってのも負けず劣らずの名盤だと思いますよ。
この両アルバムの評価の違いは、デュアン・オールマンがいるかいないか、なんですかね。
ロックンローラーはなぜか事故死が多い。
このバンドを初めて聴いた時は、「ツイン・ドラムって意味あるのか?」などと思っておりましたが、聴き込んでみるとと、そこから生まれるサウンドの立体感に唸らされる様になりました。
で、「EAT A PEACH」に収録された表題曲ですが、このライヴ演奏、なんと34分近くあります。しかもインストだし。ジャズじゃないんだから・・・という感じですが、いやはや、34分がとても短く感じられます。車で30分の移動は、この曲を聴きながら運転するとすぐに終わります。
こんな演奏はなかなか無いもんです。飽き性の僕が、30分以上も同じ曲を聴き続けれるなんてのはね。
ロックのおいしい所詰め合わせセット、みたいな演奏です。
ブルース・ロックの真髄がここにあると言えるでしょう。
by efurin
| 2006-06-04 21:28
| ロック