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プールとロックとお馬さん。

2006日本ダービーを考察する。その①

「サンデーサイレンス最後のダービー」ですな。

今年のSS産駒の有力馬っていうと、フサイチジャンク、アドマイヤメイン、マルカシェンクといったところですか。まあ、有力馬にSSがずらり、って感じじゃないところが今年の混戦模様を物語っているような気がします。

さて、わたくし、皐月賞のアドマイヤムーンの着順を予言しておりました。
「3,4着」という、やや曖昧な言い方でしたが。
武豊が乗るダービー馬候補にありがちなパターンだと思ったからですね。
まあ、去年のは別格でしたが。
「弥生賞好走→皐月賞ちょい足らず→ダービー勝ち」
みたいなやつです。
武豊騎乗以外でも、ウイニングチケットだとかジャングルポケットあたりもそんな感じですね。

で、今年のアドマイヤムーンはどうなのよ?という話ですね。
僕は、何か違和感を感じずにはおれないのですよ。
「アドマイヤムーンがダービーを勝ってもいいのか?」という違和感。
具体的には、父エンドスウィ-プって所から来る違和感でしょうか。
いや、別にエンドスウィ-プの距離適性だとか能力がどうだとか言うわけではないです。それに母父SSですからね。
まあ、ただの感覚的なもの言いです。

それより、同じ「皐月賞ちょい足らず」でも、フサイチジャンクの方に「ダービー馬」の匂いを感じますね。SS最後のダービーはやっぱりSS産駒で決まるのでは、という仮定もしていたりします。考えてみたら、この十数年の間、ダービーでSS産駒に立ちはだかっていたのはトニービンとブライアンズタイムだったわけですよ。しかし、トニービンの仔はもうおらず、ブライアンズタイムで、これっ、って馬もいないでしょ。

まあ、SSを買ってりゃ馬券は取れる、という時代の終焉の象徴としてフサイチジャンクが勝つんじゃないでしょうかね。ま、まだ古馬で残るのであと数年は続くわけですが。

明日、その②に続けます。
by efurin | 2006-05-23 01:06 | 競馬