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プールとロックとお馬さん。

それぞれのPOGりん11

もうすぐ折り返し地点の11回目。
管理人は例年、この苦行を通して全指名馬を頭に叩き込むのです。

さて、胴長熊猫さん。
3シーズン目から参戦頂いております。
最初の5シーズンは下位低迷が続きましたが、14-15シーズンでオークス馬ミッキークイーンを擁して6位。
その翌シーズンは下位(19位)に戻ってしまいましたが、ロジクライでシンザン記念勝ち。
そして昨シーズンも11位ながら、リエノテソーロが交流GⅠ勝ちを果たし、着順以上に中身の濃い過去3シーズンを経ております。

元から独自色の強い指名傾向で、2次ドラフトとはまるで縁がないのですが、それでも近年は多少の小競り合いを見せるように。
今回も1次ドラフト3、4位で重複負けを喫しておりましたが、上位指名3頭はそれぞれ重複3名の中、確保。
あと下位でも、同じく3名重複の母マネーキャントバイミーラヴを僅差で競り落としたのがデカい。

その上位3頭のディープ軍団は、なかなか強力な布陣。
中位以降はマイル路線、ダート路線、そしてお馴染みの九州産を配備。
昨シーズンに続く交流重賞制覇や、悲願のひまわり賞制覇へ向けて虎視眈々。
果たして4シーズン連続の重賞勝ちなるか。

では毎年恒例、胴長さんブログからの引用を織り交ぜてのご紹介。


11.胴長熊猫

1位 サトノオンリーワン(牡・ディープインパクト×クリームオンリー・11)
1/11・白老F・里見治・美・堀

母父Exchange Rate 16セレクトセール12500万
「付いて欲しいところに筋肉が付いてきた。賢い馬だが負けん気も出てきた。能力は間違いなく乗り役をワクワクさせてくれる存在。クラシックを目指して欲しい」(育成)
6/4(日)東京芝1600でデビューして2着

サラブレの冊子に載っていなかったのでシメシメと思ったが、よその記事で堀厩舎で6月東京デビューを予定していると書かれていたため慌てて1位に格上げ。
芦毛のディープインパクト産駒に目立った活躍馬はいないものの、牧場での評価が高かったので。


2位 [サトノシリウス](牡・ディープインパクト×パールシャドウ・9)
3/8・社台F・[里見治]・[栗・藤原英]

母父クロフネ 15セレクトセール6800万
「当歳の頃からアカ抜けた馬体をしていた。ディープ産駒らしいバネを感じるし、無駄がなく、なめらかで格好いい走り。調教メニューも順調に消化しており、ジワジワと全体的にパワーアップしている」(育成)
488キロ(3月) 秋デビュー予定

最初はこっちがエースの予定で、どちらを上に取るか迷いましたがディープインパクト産駒で2敗するわけには行かないので堀と藤原英を天秤にかけてこちらを2位。
結果的に両方獲れたので良かった。母ソーメニーウェイズや母プラウドスペルはやっぱり激戦だったな…と胸を撫で下ろしております。


3位 [ダノングレース](牝・ディープインパクト×チェリーコレクト・6)
1/6・ノーザンF・[ダノックス]・[美・国枝]

母父Oratorio 15セレクトセール7600万
母は伊GⅡ勝ち
「いかにもディープの牝馬で軽さがある。欲を言えばもう少し体が欲しいけど、育成は順調に進んでいる。夏くらいにはデビューできそう」(調教師)

この馬が被ってくる辺りに近年のPOGりんドラフトは最後まで気が抜けないと感じる。この娘まで調べてリストに入れてたらいよいよ聖域はない。
ダノックスの馬で国枝厩舎だが、400キロそこそこと言う馬体重で敬遠されそうな気がしたのに…。


4位 母Town Belle・7(牡・Justin Phillip)
2/27・米国産・[了徳寺健二]・[美・武井]

母父Speightstown バレッツ3月セール30万ドル
「とにかくスピードがあるし、馬にゆとりがあるのがいい。芝でもやれると思うし、マイルくらいまでこなせるのでは」(調教師)

今シーズンも謎男さんとは1頭も被らなかったので良かった良かった。母Backseat Rhythmだけは間違っても指名するなと言い聞かせました。(4位予定だったのを直前回避)
3月のバレッツ・セレクトセールでテソーロの了徳寺オーナーが3000万で競り落とした馬。父はアメリカのダ1200GI勝ち馬で母父スパイツタウンならダートでデビューしてくれるでしょう。


5位 アドマイヤサーフ(牡・ロードカナロア×サザンスピード・8)
4/5・ノーザンF・近藤利一・栗・梅田

母父Southern Image 16セレクトセール3200万
母は豪GⅠ勝ち

候補には入っていたものの最初は指名する気がなかったロードカナロア産駒。
と言うのも、こういう短距離血統は「決め付けずに1800からデビュー」みたいな知ったげ調教をされて素質を無駄遣いされる産駒が多いから。津里先生の1200でデビューしてくれないサクラバクシンオー産駒理論。
でも、これくらい目玉の新種牡馬をガン無視するのもちょっと面白くないので。オルフェーヴル産駒を落としたので取り敢えず新種牡馬枠が残って良かった。
やっぱり母ファシネイション4位は甘かったな…。


6位 [ダノンポピー](牝・ダイワメジャー×マネーキャントバイミーラヴ・9)
3/2・ノーザンF・[ダノックス]・[美・尾関]

母父Pivotal 15セレクトセール2800万
半兄ミッキーロケット(日経新春杯)
「馬格のある牝馬。乗り味もいいみたいだし、早めに使えそうな雰囲気がある」(調教師)
「とても順調に進められている。ダイワメジャー産駒だが、スラっとしていてゆったりと走れているので、短い距離というよりは1600m以上はあった方が良さそう。操縦性もある」(育成)
480キロ(4月) 6月入厩済

国内産牝馬枠をダイワメジャーにするかクロフネにするかでリストを眺めて余った順位に滑り込ませたらあの結果だよ!え~この馬も無風で獲れないのか…。
ミッキーロケットの妹なので知名度はあるだろうなと思っていましたが、兄も本格化は3歳秋になってからだったし敬遠されやすい血統かな~であぶねー!


7位 母It'schemistrybaby・13(牝・Discreet Cat)
4/9・米国産・[岡田牧雄]・[美・高木]

母父Meadowlake キーンランド9月セール5万ドル クラブ募集2280円
「体の大きさからは想像できないようなパワーの持ち主。ダート短距離を舞台にスピード能力で他馬を圧倒してくれるのでは」(育成)
463キロ(3月)

エーデルワイス賞を目指す牝馬枠で悩ましいのは、まず出てくれそうな厩舎に入るかどうかとダートでデビューしてくれるかわからないこと。リエノテソーロみたいに全てが噛み合うほうが希なのだ。
母ホームフロムオズや母ジェラスガールが候補に上がっていましたが、先ほどの理由を鑑みた結果この娘に。
昨年9月のキーンランドで500万なのが少し気になる…。


8位 ショウナンタクト(牡・ヨハネスブルグ×クイックジャイヴ・15)
3/31・本田土寿・湘南・栗・梅田

母父A.P. Indy 16HBAセレクションセール520万
半兄レオニダス(道営記念)
5月入厩済

今シーズンの九州産。
5月のセールでタイムを見ていたら11秒台で走れていた馬が1頭もいなかったので作戦を変更。各地の1歳セールで先物買をされた九州産で見つけた馬。
ショウナンのオーナーが購入して御用達の梅田厩舎に入るならちょっと期待して良いんじゃない?ね?


9位 [ヒルノアルゲーロ](牡・ヘニーヒューズ×オーシャンフリート・7)
2/8・村田牧場・[ヒルノ]・[栗・昆]

母父アフリート
「雄大な馬体を活かした完歩の大きいフットワークが魅力。既に坂路でラスト2F12秒台を出せている。札幌デビューが視野に入っており、ダート1700あたりで新馬勝ちを狙いたい」(育成)
502キロ(3月)

ここからが補欠馬の繰り上がり。
ヘニーヒューズから1頭は欲しかったが牝馬にめぼしい馬がおらず、かといって削るなら新種牡馬枠になるし牡馬と言うことで補欠に回っていた馬。
村田牧場の庭先取引でヒルノのオーナーに渡り昆厩舎。個人馬主の繋がりがあるルートに乗っているなら地味でも走ると言うことか?


10位 スギノハヤブサ(牡・ゴールドアリュール×ファーストサイト・14)
4/5・明治牧場・杉山忠国・美・高柳

母父メジロライアン
「500キロ以上あって凄くパワフルな走りをする馬。中距離くらいが良さそう。走ってくると思う」(調教師)
「ダイナミックな走りで素晴らしいパワーがあるので、動かすと良さが出てくる。調教も進んでいる」(育成)
512キロ(3月)

エピカリスやゴールドドリームの活躍を見ていたのでリストを作っていたゴールドアリュール産駒だが、UAEダービーを見て同じ事を考えている人がいるのでは?と思い補欠に。
500キロ超えの馬体重でいかにもダートしか走りませんよと言わんばかりの体つきだし門別からドバイまで走ってくれ。ダメでも4月の中山までチャンスはある。

 
 


by efurin | 2017-06-20 18:19 | それぞれのPOGりん