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プールとロックとお馬さん。

それぞれのPOGりん5

前回5位だったのは九官鳥さん。

POGりん黎明期に連覇後、長らく低迷が続いておりましたが、昨シーズンは古豪復活の狼煙を上げる好調っぷり。
8頭が勝ち上がり、計13勝。
特別戦も3勝を数えた中、やはり特筆すべきはジュエラーによる桜花賞制覇。
その後、故障発生となったのは残念でしたが、オークスに出走していれば最終順位もあと少し上だったのでは、と思わされます。

初年度メンバーとして、史上初3回目の優勝を目指すべく迎えた10回目のドラフト。
僅差で母アパパネを取り損ねたのは痛恨でしたが、08-09シーズン優勝の立役者・ブエナビスタの初仔をウェーバー差で確保。
2次ドラフトで補充したハリーレガシー(ジュエラーの下)と合わせ、過去のGⅠ馬2頭ゆかりの血統を揃えてきました。
まさに10thPOGりんセレクション。

全体としては9頭がクラブ馬。
結果的に種牡馬が分散して、どこからでも当たりが出てきそうな雰囲気。

早期攻勢部隊も充実しており、既デビューのレジェンドセラーに続き、宝塚記念週に一挙3頭がデビュー予定。
スタートダッシュ成功となるか、いきなり軽い見せ場を作ることになりそう。


5.九官鳥

1位 コロナシオン(牝・キングカメハメハ×ブエナビスタ・8)
2/3・鹿毛・ノーザンF・サンデーR・栗・池添学

母父スペシャルウィーク クラブ募集額7000万円
母はGⅠ6勝、近親ジョワドヴィーヴル、アドマイヤオーラ
「血統的にも期待の大きな馬なので、じっくりと調整してもらう予定。母がそうだったと牧場スタッフが言うように、夏を越えたあたりでグッと良くなりそうな雰囲気。秋の京都デビューができれば」(調教師)
「冬場も順調に調教をこなせたし、ここにきて体に幅が出ていい筋肉がついてきた。坂路で15、16秒の時計を出しているが、母もそうだったけど、この血統は無理をせず馬に合わせて進めた方がいいので、ゆっくりと調整している。気の強いところはあるが、その点もだいぶ解消されてきたし、柔らかくてフットワークの軽い動きを見せている」(育成)468キロ

2位 [コリエドール](牡・クロフネ×レクレドール・13)
1/29・栗毛・白老F・[サンデーR]・[美・堀]

母父サンデーサイレンス クラブ募集額4000万円
半兄ベルーフ(京成杯)、近親ステイゴールド、母はGⅡ勝ち
「ハロン15秒まで進んでおり、2歳戦から動けそう。筋肉量は凄いけれど重苦しさはないので、芝でもダートでも走れそう」(育成)498キロ
6月中旬に美浦入厩

3位 [バルデス](牡・ハービンジャー×ディアデラノビア・12)
3/14・栗毛・ノーザンF・[キャロットF]・[美・木村]

母父サンデーサイレンス クラブ募集額4000万円
全兄ドレッドノータス(京都2歳S)、半姉ディアデラマドレ(府中牝馬S)、母はGⅡ勝ち
「こちらに来た当初は背腰からトモにかけて緩く、坂路でも頼りない面が見られたが、ここにきてだいぶしっかりしてきた。後は体高から考えて、もう少しボリュームが欲しい。顔や体は兄(ドレッドノータス)にそっくり。走りに関しても、前肢が出て、飛びの大きな走りを見せてくれており、能力は高そう。あまりピッチを上げ過ぎないよう、ゆっくり進めている」(育成)475キロ
秋デビュー目標

4位 レジェンドセラー(牡・ルーラーシップ×トップセラー・12)
3/14・鹿毛・ノーザンF・G1レーシング・美・木村

母父スペシャルウィーク クラブ募集額3000万円
近親アドマイヤメイン
「牧場で見ると、いつでも毛づやが良くて元気一杯。1歳時はソワソワしていたが、今はドンと落ち着いていてバリバリ調教をこなしている」(調教師)
6/12(日)東京芝1800でデビュー(2着)

5位 [ロードアルバータ](牡・ディープインパクト×レディアルバローザ・7)
4/2・青鹿毛・ケイアイF・[ロードHC]・[栗・角居]

母父キングカメハメハ クラブ募集額7560万円
母はGⅢ勝ち、近親キャトルフィーユ、エンジェルフェイス
「母はやや硬い面があったが、この馬はディープ産駒らしい柔らかさを持っている。初仔なので少し小柄。調教師も、いい馬と褒めていた」(育成)464キロ
秋以降デビュー目標

6位 ガーランドワルツ(牝・ハーツクライ×スーパーバレリーナ・20)
5/4・鹿毛・ノーザンF・シルクR・栗・吉田

母父Storm Bird クラブ募集額2000万円
全兄ウインバリアシオン(青葉賞)
6/26(日)阪神芝1800でデビュー予定

7位 アンジュデジール(牝・ディープインパクト×ティックルピンク・8)
5/1・黒鹿毛・辻牧場・安原浩司・栗・昆

母父フレンチデピュティ
半兄アキトクレッセント(昇竜S)
「ディープ産駒だけどフレンチの肌ということもあって力強さが出ている。牝馬の割に体ができているし、動きも非常にパワフル。カイバもしっかり食べるし至って順調。新馬戦から楽しめると思う」(育成)476キロ
6/25(土)函館芝1200(牝)でデビュー予定

8位 ウインブライト(牡・ステイゴールド×サマーエタニティ・9)
5/12・芦毛・コスモヴューF・ウイン・美・畠山

母父アドマイヤコジーン クラブ募集額3200万円
全姉ウインファビラス(阪神JF2着)
「牧場時代の雰囲気は姉と似ている。牧場でハードに乗り込んでいるけど、牡馬の分、進めやすいようで、現時点の評価は姉以上」(調教師)
「乗ると背中を大きく感じさせる。心肺機能が良く、母の性格が出ているのか落ち着いている」(育成)455キロ
6/26(日)東京芝1800でデビュー予定

9位 [キャノンショット](牡・ダイワメジャー×キュー・17)
2/22・栗毛・白老F・[キャロットF]・[美・戸田]

母父フレンチデピュティ クラブ募集額3200万円
半兄ブレイクランアウト(共同通信杯)
「兄姉の中でも一番ビッグサイズだけどキャンターは軽い」(調教師)590キロ

10位 ハリーレガシー(牡・ヴィクトワールピサ×バルドウィナ・16)
2/18・鹿毛・社台F・社台RH・栗・音無

母父Pistolet Bleu クラブ募集額6000万円
全姉ジュエラー(桜花賞)、半姉ワンカラット(フィリーズR)
「500キロ超えの雄大な馬格をしていて頼もしい体つき。順調に進んでいるので、近々山元トレセンに移動するかも。ヴィクトワールピサ産駒は少し硬いところがあるので、そのあたりがどう出るか。ジュエラーは牝馬だから走ったと言われたくはないし、ファンの期待に応えることができるようにやっていきたい」(調教師)
 
 
by efurin | 2016-06-21 21:11 | それぞれのPOGりん