人気ブログランキング | 話題のタグを見る

ブログトップ

プールとロックとお馬さん。

それぞれのPOGりん開幕編・6

ゆるいペースで第6回。
「ミスター血みどろ」えるこんさん。

今回のシリーズ、「ミスター」ばかり言ってるような気がするけど・・・。

今シーズンと昨シーズン、どちらも1次ドラフトで11頭の重複負け。
ただし、補欠6頭に、他者が上位指名必至の良血馬を並べているあたり、確信犯的な戦略にも見えます。
(あわよくば補欠単独で確保、ダメでも2次突入でいいや)
そして、確実にウェーバー勝ちが期待できる2次ドラフト上位で、1次漏れの良血馬を拾う。
「肉を切らせて骨を断つ」とは、こういうのを指すのでしょうか?
(全然違うと思う)

それにしても、過去6シーズンすべてにおいてベストテン入りは立派のひと言。
また、通算勝率21.2%は現役PO中、最高の数値であり、通算特別戦勝利18回も最多記録。
ただし、GⅡ以上になると、なぜか一歩足りないのはなぜか?
この壁を乗り越えた時、いよいよ優勝が見えてくるわけです。

昨シーズンは、11月から12月にかけて、「黄菊賞(ベルラップ)→赤松賞(ディアマイダーリン)→京都2歳S(ベルラップ)→葉牡丹賞(トーセンバジル)」と破竹の勢いで4週連続特別勝ち。
この間、ブライトバローズとコンテッサトゥーレも勝ち上がり、「一体この人は今シーズン、何百ポイントまで稼ぐのだろうか・・・?」「ついに史上初の全馬勝利達成か?」と思ったものです。

その後も、重賞戦線でもそれなりに奮闘を続けましたが、最後は決め手に欠いて7位フィニッシュ。
全馬勝利どころか、全馬デビューを達成できなかったのも響いた。

で、今回のリストですが、2次ドラフト最上位指名となった母ダリシアが「あ、これが1次で漏れてましたか」的な存在。
「国枝銀河系軍団」は、こんな良血馬すら盲点化してしまうのか。

今回も大崩れはしなさそうな、そしてハマれば上位も十分の布陣であります。
ただ、池江先生の吹きっぷりが豪快過ぎる。


6.えるこん

1位 [フォイヤーヴェルク](牡・ディープインパクト×ナイトマジック・7)
2/23・青鹿毛・ノーザンF・[サンデーR]・[栗・池江]

母父Sholokhov クラブ募集額12000万円
母は独GⅠ勝ち
「やばすぎるね。身のこなし、柔軟性、賢そうな顔。ディープよりも馬体に伸びがあるね。日本の3冠どころか凱旋門賞も意識している。王道を歩ませたい」(調教師)
「本当にいい馬。コンパクトな馬体をしているけど、各パーツのつくりが素晴らしい。現在は坂路で(200m)15秒の時計を出しているけど、跳びが大きくて、大型馬と一緒に走っても小ささを感じない。性格も従順な方だし、キャンターにおろすとコントロールも利く。今までにもいい馬に乗せてもらってきたけど、この馬は別格だね」(育成)426キロ
秋デビュー予定

2位 [テラノヴァ](牝・ヴィクトワールピサ×エアトゥーレ・16)
4/16・芦毛・社台F・[社台RH]・[栗・須貝]

母父トニービン クラブ募集額4000万円
半兄キャプテントゥーレ(皐月賞)半姉アルティマトゥーレ(セントウルS)
460キロ

3位 [タンタビクトリア](牝・ディープインパクト×タンタスエルテ・11)
3/16・鹿毛・白老F・[G1レーシング]・[美・国枝]

母父Stuka クラブ募集額4000万円
全姉パララサルー(アネモネS)半兄タンタアレグリア(青葉賞2着)
「スラっとして牝馬らしいタイプ。慌てずに進めていく感じになると思うけど、まだまだ良くなりそうな雰囲気がある」(調教師)
「移動してきた時期は遅かったが、ここの水が合うのか、進めながら順調に成長している。カリカリしていた面も解消してきた。ストライドが綺麗で大きく、芝のマイル以上でいい脚を使うタイプだろう」(育成)456キロ
秋以降デビュー予定

4位 [パローマ](牝・ディープインパクト×ソルティビッド・13)
1/18・鹿毛・ノーザンF・[金子真人HD]・[栗・角居]

母父Salt Lake
半姉アパパネ(牝馬3冠)
「筋肉量の多さ、真面目な性格、乗った感触、成長曲線・・・父がキングカメハメハからディープに替わったけど、姉に似ている部分が多い。キャンターに行った時の動きなんかはディープが出ているのか、姉よりも柔らかい。まだ坂路で(200m)16秒くらいの調整だが、暖かくなってくれば、まだまだ良くなってくると思う。距離はマイルくらいが一番合っていそう」(育成)433キロ
秋以降デビュー予定

5位 ブリゲード(牡・キングカメハメハ×レジネッタ・8)
1/26・栗毛・追分F・G1レーシング・栗・浅見

母父フレンチデピュティ クラブ募集額8000万円
母は桜花賞勝ち
「年始に少し楽をさせて、徐々にペースを戻している段階。まだユルさは残すが、馬体のバランスが良く、パワーも備えている。ここから順調にいけば、遠くない時期にデビューまでこぎ着けられる可能性も十分あるだろう」(育成)502キロ

6位 サトノキングダム(牡・ディープインパクト×ダリシア・12)
4/9・鹿毛・社台F・里見治・美・国枝

母父Acatenango
半兄アニマルキングダム(ケンタッキーダービー、ドバイWC)
「まずはマイルぐらいから使っていくことになるだろうけど、距離が延びても大丈夫そう。里見さんも期待しているし、いい競馬をさせたい」(調教師)450キロ
ゲート試験合格後、放牧

7位 [プリンシパルスター](牡・ダイワメジャー×シルクプリマドンナ・16)
3/4・青鹿毛・ノーザンF・[シルクR]・[栗・矢作]

母父ブライアンズタイム クラブ募集額4500万円
全兄フラムドグロワール(いちょうS)母はオークス勝ち
「母は種牡馬のいいところを引き出す傾向がある。この馬は背が低くてコロンとした体形で、ダイワメジャーによく似ている。母はブライアンズタイムが強く出てスピードに欠ける印象だったけど、この馬はスピードがありそう。基本的にはマイラーかな」(調教師)
「坂路で(200m)15秒ペースで乗り込んでいて、ここまで本当に順調。毎日、元気がみなぎっている感じ。小柄だけどカイバ食いもいいしパワーも備えている。性格も我慢が利くし、レースでは直線で弾けそう」(育成)449キロ
夏デビュー予定

8位 アッラサルーテ(牝・ダイワメジャー×ラタフィア・14)
5/3・栗毛・ノーザンF・吉田勝己・美・手塚

母父Cozzene クラブ募集額2600万円
全姉エピセアローム(セントウルS、小倉2歳S)
「スピードタイプで早く使えそう」(調教師)475キロ
6/27(土)函館芝1200(牝)でデビュー予定

9位 ドルフィンマーク(牡・ヴィクトワールピサ×レッドクローシュ・13)
3/30・黒鹿毛・杵臼牧場・大塚亮一・栗・須貝

母父トニービン
半兄ペプチドアマゾン(京都新聞杯2着)
「どっしりしてパワーがある。走ると思う」(調教師)
ゲート試験合格後、放牧

10位 サトノベリーニ(牝・キングカメハメハ×ピサノベネチアン・11)
3/31・栗毛・フジワラF・里見治・栗・須貝

母父サンデーサイレンス
「牝馬にしてはパワーがあるし、成長力も感じる」(調教師)
6/14(日)東京芝1600(牝)でデビュー予定
by efurin | 2015-06-07 10:44 | それぞれのPOGりん