2012年 12月 21日
12/21日記
「お祭り」って感じでもないし、年明けからすぐ馬券を買い始める馬券人として、「総決算」という想いも世間様ほどには無い。
「ドリームレース」と言うなら、JCの方に分があるような気がする。
賞金もあっちの方が高い。
じゃあ何なんだ?
あんた誰なんだ?
何よりも「語り継ぐレース」なのではないか。
人は皆、語り継ぐために、このレースを見守る。
私はこの時期になると、ダイユウサクのことばかり話している。
もう21年も昔の話なのに。
10時20分に起床。
すぐに、Yシャツと革靴(警備バイトの装備、自前で用意するのはこれだけ)と身分証明書を詰め込んだリュックを背負って出発。
準特急に乗り、11時10分頃に新宿着。
代々木まで歩き、駅近くのセブンへ。
小道具としてマスクを買った。
気分からしてそれっぽく振る舞うため、すぐにマスク装着。
松屋で牛めし(並)と生野菜を食ってから、11時50分に警備会社の事務所へ。
12時から研修開始。
本日が研修初日という人も混じっていた。
研修3日目である我々3名は外に連れ出され、無線の使い方を習った。
面白かった。
30分ほどで事務所に戻り、前に一度見た研修用DVDを30分ほど。
で、次のDVDを、というタイミングで私だけ別室に呼ばれた。
「体調が悪いなら帰っても構いませんよ」と担当氏。
これ、文字で書くと「やる気が無いなら帰れ」的な厳しさも連想できるが、そうじゃなく、まさに昨日書いたユルさと、担当氏の優しさである。
「せめて(座学研修が終わる)3時まではいます」と申し出た。
しかし、「いや、3時まで研修を受けたことにしておくし、本番は年末だから無理しなくていい」とのこと。
こうもいい会社だと、仮病を使うのも余計に罪である。
リュックを事務所に預けつつ、1時過ぎに退散。
新宿まで歩き、駅の売店で東スポを購入。
準特急の3番ホームに下りたところ、バッタリと知った顔に遭遇。
前の前の職場の同僚であるところのミウラ君。
府中へ向かう間、近況報告やらあれこれ話した。
今は建設会社の人事担当みたいな仕事で、ハローワーク回りをしているらしい。
要するに求人募集を掛ける側の仕事。
なので、府中のハローワークへ向かう途中だとか。
府中駅に着くと、うちの部屋に寄って行くと言う。
マンションの前まで案内すると、ミウラ君は私の部屋番号を聞いてハローワークへ。
ほどなくして、所用を終えたミウラ君がやってきた。
1時間ちょっと、仕事の書類を書いたり、仕事の電話を掛けたり、煙草を吸ったりして帰って行った。
もうすっかり携帯のアドレス帳から削除していたので、改めてメルアドを交換しておいた。
私が仮病を使わずに本日の研修を全うしているか、もしくは新宿駅で別の階段からホームに下りていたら出くわさなかった。
何とも奇遇とは面白いものである。
夕方まで、ギターの弦を張り替えたり。
6時20分頃に出発。
6時41分だかの準特急に乗って調布へ。
7時から調布銀座の中華料理店で忘年会。
バイトをサボったのは申し訳なく思うが、やはり参加しておいて良かった。
とても愉快な宴だった。
9月入社の新人さんで、かなりの競馬好きがいると、いつもの社員氏から聞いていた。
しかし在職中、その人と接する機会は無かった。
そして今日、初めて話した。
その男、40過ぎらしいが(相変わらず私は、人に年齢を聞かない)、どことなく私と同じダメ人間の臭いがした。
このところ、私が新たに出会うのはダメじゃない人が多かったので、「ああ、久々だな、こういう人」って。
「僕、ついつい全レースの馬券を買っちゃうんですよぉ」ってところがダメっぽくて良い。
連絡先を交換しておいた。
9時半に1次会終了。
2次会に拉致されかけたが「いやいや、金ないから」と振り切った。
明日の仕事は午後からだし、できれば付き合いたいところではあった。
各駅停車に乗って府中へ。
京王ストアで豚肉を買っておいた。
これで給料日まで、自宅分の食料は事足りる。
10時過ぎに帰宅。
10時45分頃、オッサンから電話。
「今、仕事が終わった」という報告。
この後、おそらく0時前後にオッサンがやって来るだろう。
明日は午後2時に代々木の事務所。
そこから現場へ移動して、4時から10時まで勤務。
それが終われば、28日の夜まで予定なし。
あ、「それPOG」を書き進めないといかんね、来週は。
それでは、また明日。