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プールとロックとお馬さん。

それぞれのPOGりん開幕編・7

7.えふりん

1位 [ファイアマーシャル](牝・ディープインパクト×ブッシュファイヤー・7)
4/24・鹿毛・社台F・[社台RH]・[美・国枝]

母父・Louis Quatorze クラブ募集4000万 母は米GⅠ3勝
「つくりがブリッとしているし、牝馬にしては力強さがある。雰囲気がいいし、これから鍛え込めば一段と良くなりそうな感じ。アパパネのような雰囲気」(国枝師)
「乗り手も柔軟な動きをすると高く評価しているし、ディープの子供らしい馬。調教でも小気味よい動きを見せていて、スピード感がある。良血から来る雰囲気を感じさせるし、まとまりのある体つきで、見た目にもきれいな馬。高い能力を持っていると思う」(育成)
448キロ(3月)

<私にとって「母7歳・2番仔」というのは黄金比。
性別は違えど「社台RH・国枝厩舎・父ディープ・母父が得たいの知れない外国種牡馬」というプロフは前シーズンのベストディールと同じ(ルイカトルズを「得たいの知れない」と呼ぶのは微妙かもしれないが、配合理論のニュアンスとしては問題ないはず)。
「兄姉が活躍」or「母が国内の活躍馬」が上位に並びやすい一般的なPOGドラフトなら3位指名あたりで獲りに行く馬だが、ことPOGりんでは1位指名が必要だと思った(結果的に2位指名でも良かったのだが、それは結果論)。
アメリカン牝系だけに、デカく出るとPOG的に微妙だが、この馬はディープ牝馬としては標準サイズ。これならクラシックに乗れるはず。
体調不良で皐月賞・ダービー出走が叶わなかったベストディールの無念をこの馬で晴らすつもり>

2位 アドマイヤフォー(牡・ディープインパクト×シーズオールエルティッシュ・5)
3/9・鹿毛・ノーザンF・近藤利一・栗・橋田

母父・Eltish 10セレクト6600万 母は米GⅡ勝ち
「特に大きくもなく小さくもない、馬体のバランスがいい。姿のいい馬。すごく順調にきているし動きもいい」(橋田師)
「これはいい。坂路で15秒ペースまで行ってるし、仕上がりは十分。札幌あたりでデビューできるかも。期待の一頭」(育成)
「当歳の頃からディープに似た動きをしていたし、調教を乗り出してからも跳びの大きな走りが目立つ。ちょっと前向きすぎるところがあるので、そこを改善するように調教している」(吉田勝己氏)
453キロ(4月)

<ここ数年、初仔の指名は避けてきた。かつて角居師が言っていた「まだ産道ができておらず、小さく出ることが多い」というのにインスパイアされ、統計的にも避ける根拠は十分。
特に輸入牝馬の場合、
「①外国種牡馬の初仔でコケる⇒②2番仔の国内種牡馬でヒット⇒③次年度以降POGで人気になる」
という、この世間的には「先物買い」と称される②を狙うのがドラフトの妙味だと思う。
しかし、この母馬の場合、外国種牡馬の仔を宿しての輸入ではなく初仔からディープである。
しかも、父ディープで450キロ台ならまずまず標準。下手にデカく出て、アメリカンフレーバーが漂うよりPOG的にはいい。
となれば「母5歳・得たいの知れない母父・ノーザン早来育成」がプッシュできる。
※ここにきて「アドマイヤオウジャ」に馬名変更という話が出ているが、それもオーナーの期待度の高さを物語っているのだと勝手に解釈する。そういや、いつぞやのシーズンでも我が指名馬で同じようなことがあったような(アドマイヤテンイチ⇒アドマイヤメジャー)。>

3位 アドマイヤライン(牡・スペシャルウィーク×ミネラルスプリング・5)
3/7・青鹿毛・ノーザンF・近藤利一・栗・松田博

母父・Mineshaft 11セレクト2400万 近親・ミクロコスモス
「今の時期としては抜群に柔らかい。おとなしくて調整しやすい。松田博先生も相当に期待してくれている。札幌デビューを予定」(育成)
435キロ(4月)

<「母5歳・2番仔」にヨダレが出た。ただ、指名順位が少し悩ましかった1頭。
アゲ要素・・・松田博厩舎・ノーザン早来・競馬王POG本でのプッシュ
サゲ要素・・・スペシャルウィーク(しかも牡馬)・オーナー・小柄
この「サゲ要素」とは、あくまでも世間のPOG的な人気を予測する上での材料という意味で書いた。
個人的には父スペシャルもオーナーも気にしていない。
ただ、小柄なのは気になる。
結果、誰かが1~2位指名してきたら「小さい馬だからいいや」と諦めることにして3位指名。
もし、この馬がアドマイヤ冠ではなくサンデーRだったら、多分1位でしか獲れなかったのではなかろうか。
今回のドラフトでは評判馬アドマイヤキンカクも単独指名だったし。
この厩舎でこのオーナーで札幌デビューなら、きっと鞍上は岩田JかアンカツJ、というのも魅力>

4位 ハイヤーゾーン(牡・ディープインパクト×テイクミーハイヤー・10)
1/15・鹿毛・追分F・G1レーシング・栗・藤原英

母父・トニービン クラブ募集4000万 半姉・ハイリリー
「テイクミーハイヤーの仔は、母父トニービンにしては体ふっくらの丸みを帯びたタイプが多かったが、この馬は違う。脚長で薄手、そしてここにきて筋肉もついてきて理想的なクラシックタイプの体になってきた。スピードに乗ってくるとどんどん重心が下がってくる。走ると思うし、藤原英師も、走らせなアカンなぁ、と言っていた」(育成)
458キロ(3月)

<今回、ちょっとした話題になっていたのが追分Fの「リリーバレー」。
昨年のクラブ立ち上げに続き、何かと「社台系両巨頭に追いつけ追い越せ」の気概が感じられる追分F。
あまり坂路に凝り過ぎるとラフィアンみたいになってしまいそうだが、そこはさすがの社台グループ。吉田正志氏のインタビューを読んでも、そんな心配は無用っぽい。施設どうこうより、元荒尾の騎手が大量に在籍しているというのが目ざといし鋭い。
で、こりゃ追分組から拾わねば、と思ったはいいが、いかんせんマイルールに適う馬が少ない。
そんな中「母10歳ならいっか」とピックアップしたのがこの馬。
母父トニービンのディープがあまり走っていないのは気になるが、上記のコメント内容なら問題ないか、と。
現3歳ではフィエロで泣かされた藤原英厩舎だが、クラブ馬ならきっちりデビューさせてくるだろうし、いざ走り出せばこの厩舎の信頼性は高い。
正直、単独指名は意外だった>

5位 チェネレントラ(牝・アグネスタキオン×ミスアナレオ・6)
2/9・鹿毛・白老F・社台RH・栗・藤岡健

母父・Alzao クラブ募集2200万
「普段からおとなしくて乗りやすく、センスはかなり高そうと牧場で評判。社台Fで育成中。桜花賞を目指したい馬なので、ジックリ調整して秋頃にデビューさせたい」(藤岡健師)
460キロ(5月)

<これはまさに2位指名のところで書いた理屈通りの指名。母6歳の2番仔だし、母系にタキオンと相性の良いリファールが入っているのも良い。
まだ日本での実績のない母の仔で、牝馬でこの価格設定というのは、そこそこ強気に出た方なのではないか。
厩舎がどうか、という面はあるが、この厩舎もボチボチと経験値が上がってきたように思える。
ただ、鞍上が心配である。あえて詳しくは書かぬが。
順調なら夏場のデビューみたいだし、今回の指名馬リストは多分に全馬デビューを意識した。
タキオン牝馬といえば、11-12シーズンはクラヴェジーナの故障に泣かされたが、やっぱり父タキオンを多く抱えると精神衛生上よろしくない。なもんで、今回は控えめにしておいた>

6位 [サンヴァレリアン](牡・ジャングルポケット×マリアヴァレリア・9)
4/18・鹿毛・ノーザンF・[サンデーR]・[美・堀]

母父・サンデーサイレンス クラブ募集3000万
「冬場に脚元の順調さを欠いたが今は問題ない」(堀師)

<毎度お馴染み「ジャンポケ×SS」枠。この配合馬は他にも数頭ピックアップしたが、プロフ的に最も信頼性が高かったので指名。やはり全馬デビューを意識する以上、クラブ馬の方がいい。
全姉のマリアヴェロニカは初仔らしく小柄でデビューも遅れたが、それでいていきなりからハイパフォーマンスを見せていた。
2番仔は父シンボリクリスエスでノーカウント。再びジャンポケに戻り、牡馬に出たこの3番仔が勝負と見た。
あれこれ醜聞も聞こえてくる堀厩舎だが、今春はサトノジュピターでちょっと見せ場を作ってくれたし、今回も関東枠の一角として信頼してみる。>

7位 ホットバタードラム(牝・タニノギムレット×レースパイロット・8)
3/8・黒鹿毛・ノーザンF・サンデーR・栗・松田国

母父・サンデーサイレンス クラブ募集2200万 母はフローラS2着 近親・キングカメハメハ
「レースパイロットの仔は胴が長くなる傾向があったが、父がタニノギムレットに替わって背中が短く出た。現在、474キロと理想的な大きさだし、骨格のつくりもいいと思う。順調なら函館でゲート試験を受けて、そのまま函館でデビューという可能性もある」(松田国師)

<「名前がかっこいい」枠。いや、そういうのは前回のザゲームイズオンで懲りた。
そもそも当初「ホット」「バター」「ドラム」と区切って読んでいた。
ドラムセットの上で加熱されたバターが、ドラムスティックで叩かれて湯気を立てながらしぶきを上げる絵が浮かんで仕方がなかったのだが、実際、「ホットバタード」「ラム」というカクテルの一種だと分かってホッとした。
これも初仔がリダウツチョイスで2番仔がシンボリクリスエスなら、3番仔のここが狙い目ではなかろうか。
夏デビューを目指しているのもいい>

8位 ツクバインドラ(牡・ディープインパクト×キャッシュインクルーデッド・6)
1/27・鹿毛・白老F・荻原昭二・美・戸田

母父・Include 11セレクト5200万 母は米GⅠ勝ち
「スレンダーが多いディープ産駒の中でも品があって、いいバネも持っている」(戸田師)

<母6歳・2番仔。
11-12シーズンで関東枠3厩舎とした「国枝・堀・藤沢和」だが、今回は藤沢厩舎を外し、代わりに戸田厩舎を加えることにした。
いや、それは後付けの話であって、まずは馬ありき。「まあ、戸田厩舎なら悪くなかろう」という次元の話で。
これもまた「母父が得たいの知れないディープ」シリーズなわけだが、気が付けばアメリカ母系のディープばかりじゃないか。どちらかと言えば、このルールは欧州母系に効きやすいような気もするし(ベストディールの母もフランス産)、ドラフト前から「今回は手応えが無い」と薄々感じていた実の理由はこれだったのかもしれない。
ただ、「下位で獲れるディープ産駒」のチョイスとしては絶妙だったと自負している。実際、平田さんが補欠1位指名だったので、配置も絶妙だった。結果論だけどさ>

9位 母アルフォンシーヌ・8(牡・キングカメハメハ)
1/24・鹿毛・ノーザンF・[野田みづき]・[栗・橋口]

母父サンデーサイレンス 11セレクト5000万 母はフラワーC3着 近親・アルフレード
「470キロから80キロぐらいで、体のバランスが取れたいい馬。秋あたりのデビューを目指したい」(橋口師)
「1歳の時は正直、あまり良くなかったが、我慢してじっくりとやってきたらいい方向に出た。はじめ順調だった組よりも良くなってきたし、これは成長力がある証拠。母系が出て柔らかみがありしなやか。芝の中距離が合っていそう」(育成)
468キロ(4月)

<とりあえず1頭ぐらいはキンカメを、という中でピックアップ。
気が付けば冬場にダートを走っている、というオチもあるけど、それで潰しが利くのも父キンカメの利点。
橋口厩舎を拾っておくと何がいいって、報知POGブログで取り上げられる頻度が高く、常に進捗状況がチェックできること。まあ、指名してしまえば、後は何もできないのがPOGだけど。
セレクトでそこそこ高値が付いた馬だし、それなりに走ってくるんじゃなかろうか、と期待>

10位 [リッチラヴィーニュ](牡・フジキセキ×リッチアフェアー・10)
4/29・栗毛・ノーザンF・[サンデーR]・[栗・佐々木]

母父・Machiavellian クラブ募集3000万 近親・ヴィクトワールピサ
「早めに仕上がるけど、ひと夏越したら凄く良くなりそうな雰囲気を秘めている」(佐々木師)

<ていうか、ヴィクトワールピサの一族だっての今、知った。
とりあえず手堅くフジキセキでもツマんでおこうか、と思って拾っただけの馬だが、厩舎の信頼性は高い。メディアの露出度もそこそこ多いのに、なぜかいつもPOGでは目立たない。
補欠に忍ばせておくにはちょうどいいや、って。
こちらも報知ブログでの登場頻度が高いのがいい。
母父マキャヴェリアンってのも、それっぽくていいんじゃないか、とか大雑把な指名理由ではある。
何だか、とりあえず早そうだし、とか>
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Commented by スモちゃん at 2012-05-25 01:58 x
それPOGお疲れ様です。

ハイヤーゾーンの単独指名は意外でしたねー。
僕もピックアップはしてたんですけど、どうせ上位じゃなきゃ取れないと思ってやめてしまいましたよ。
上のハイリリーも丁度いい活躍具合でしたし、この辺のクラスのディープはもっと被るかと思ってたんですけどねー。

あ、しかもよく見りゃオール社台系じゃないですかー。このこのー。
Commented by toki at 2012-05-25 09:28 x
母がアメリカ系のディープは初年度二年目と多少肩入れしましたがやや失敗気味に終わりました…欧州系のスプリンタータイプが今のとこ当りが多いと思った次第、ドイツ系は一発要素あり、といったところでしょうか、ジャンポケSSはエアメサイアが気になりましたが情報がロクにないのでスルー、指名無いとこみると全員同じ考えだったと思う。
Commented by efurin at 2012-05-25 18:40
スモちゃん・・・ハイヤーゾーンについては、「スモちゃんが何位で指名してくるか」そればかりを考えて、順位の上げ下げを思案しておりました。ただ、母父トニービンのディープが、あまりパッとしないのもあり(コティリオンとグルヴェイグぐらいか)、「獲られたら、まあいっか」という5位指名でした。
一応、6位にダーレー産を入れていたのですが、リオマルさんに獲られちゃったので、結果的にオール社台となりました。
仔分け、庭先、牧場オーナー所有もなく、すべてクラブorセレクトというのは現実主義的で良かったのかもしれません。
Commented by efurin at 2012-05-25 18:46
tokiさん・・・国枝師のコメントにもあるように、アメリカ母系のディープ産駒はムキムキな感じに出ることが多く、見た目にいい馬が多いものの、もしかしたらディープ特有のしなやかな感じが削がれてしまうのかも、と推測しております。
「ブリッと」ですからね(笑)
エアメサイアについては同感でありました。
POGについては「6月に出てきそうなオンファイア産駒>まるで出てきそうにない超良血馬」であることは確かでしょうし。
って、オンファイア産駒獲らないですけども。
by efurin | 2012-05-24 23:07 | それぞれのPOGりん | Comments(4)