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プールとロックとお馬さん。

7/12日記

単勝600円の1番人気が優勝ですか。
でも、スペインで良かった。
オランダでも良かったのだけど。

12歳の時からW杯を観てきて、今回の決勝は例えればメイショウドトウとステイゴールドが直線半ばで抜け出してマッチレースになったような、そんな印象だった。

しかし、深夜の3時半に始まったその決勝。
このメイショウドトウとステイゴールドのサッカーは凄かった。
何だ、あの中盤での出足の速さは。
あの、囲い込むスピードの鋭さ。
決勝が10だとすれば、日本戦のオランダは6か7みたいな。

しかし、さすがにあの時間、前半が終わって寝てしまった。
次に目が覚めた時、つけっぱなしのテレビの画面は喜ぶスペインチームの絵を映していた。
で、また寝た。

それでも、いつものように8時半起き。
まるで台風が近付いているような空模様で、とりあえず傘を持って出発。

今日は、月曜にしてはそれほど忙しくもなかったが、なぜか時間の過ぎるのがとても速く感じられた。
隣の席のミウラ君とバカ話ばかりしていたのが良かったのだろう。
ちなみに、壊れた我がハードディスクは現在、ミウラ君の友人の機械オタクの手に渡っているらしい。
どうやら、通電はできたもののデータが吸い出せなかったらしく、奥の手に出たのだと。
状況はよろしくないらしいが、まあ、期待していないからゆっくりやってちょーだい、と。

午後、予定通りに有給申請の書類を書こうと思ったが、よく考えてみれば、給料日が8/13(金)なのに、その前日の木曜から休みを取るのは資金的に大丈夫なのか?という疑念が湧き、いったん保留。

5時に退勤。
職場下のファミマのATMで母からの借入金を引き出し(1万円中6千円という微妙な額)、タバコを買ってまっすぐ帰宅。
アホみたいにいい天気だった。
傘持って出るとこれだ。

帰宅してすぐ1時間半、ぐったりと居眠り。
そりゃそうなる。

7時半、洗濯物をまとめて自宅近くの高級コインランドリーへ。
平日だし、あまり労力は割きたくない。
しかし、店に入ってみると、3台置いてある洗濯機がいずれも残り40~50分の稼働中。

仕方なく、いつものコインランドリーへ。
そうなるとそうなればで、どうしてもすた丼に行ってしまう。
すたカレーを食った。
連日、レトルトのカレーばかり食ってるのに、そこでもカレーか。

9時半に帰宅。
NHKのBS1でW杯決勝の再放送をやっていたので、見逃した後半を観戦。
結果が分かっているサッカーを観るのは詰まらないものだが。
さすがに後半、両チームとも脚色が落ちていたが、それでもまあ、見せ場はあれこれあったかと。
どちらも攻撃色の強いチームであるが、さりげなくプジョルを中心としたスペインの堅守は見逃せないし、先にも書いた両チームの中盤の守備のえげつなさ、前線のスター選手でさえ労を惜しまない守備。
その堅いプレスを、スペインはパスワークで、オランダはスピードで崩そうとする、そこに面白さがあったわけですな。

そういや先ほどNHKで、優勝に沸くマドリードの街の様子が映し出されていたが、スペインの優勝ってのは国全体が変わったことにも起因しているのではないか、と思ったりした。
というのは元来、スペインって国は自治州ごとの独立意識が強くて、サッカーで言えば代表よりもレアルでありバルサであり、というお国柄。
日本のように「東京のカープファン」なんてのはありえないし、仮にレアルの選手ばかりで代表が構成されていたら、カタルーニャの人は代表なんて見向きもしない、という(むしろその場合、バルサの外国籍選手が所属する代表チームを応援したりする)。

というのが、どうにもスペインという国がW杯で勝負弱い一因だったりするという印象があっただけに(一方、オランダの勝負弱さは、いつもの白人系と黒人系選手の内紛と、「汚いサッカーで勝つより、美しいサッカーで負けた方が良い」というオランダの国民性による、と思われる)、あのマドリードの映像は興味深いものだった。
バルサの選手が主体の代表チームに、マドリード市民があそこまで沸いている、という様が。

要するに、今回の日本もそうだし、12年前のフランスもそうだったけど、勝てば国民は歓喜して注目する、ということなんだろう。

あと、謎ながら良かったのが、決勝戦終了直後の場内に流れていたボブ・マーリー。
「ボブ・マーリー→ラスタファリズム→アフリカ」ということか。

とにかく終わっちゃいましたね。
今回はメインの時間帯が深夜だったし、録画態勢も整ってなかったので、しっかりと観れなかったのが残念。
4年後は、そのあたりの機器を揃えておかねば。

それでは、また。
by efurin | 2010-07-12 23:36 | 日記